第23回 ジェロ様
古き良き日本の心を演歌を通して伝えていきたい。
色々な人に演歌を伝えていきたい。
岩本
今日はお会いできて本当に嬉しいです。以前コンサートでジェロさんの歌声を耳にしてから大ファンなんです。
ジェロ様
ありがとうございます。とても嬉しいです。
岩本
日本に来られてから、どのくらい経つんですか?
ジェロ様
7年になります。15歳の時に「ぼくのおばあちゃん」というタイトルで、日本語のスピーチコンテストに出場するために来たのが最初です。
岩本
5歳という若さで、違う国に来られたなんて、すごい勇気ですね。
ジェロ様
そうですね。ただ、おばあちゃんが日本人なので、第二の故郷に来たような感じもあって、すごく嬉しかったです。
岩本
第二の故郷ですか、いいですね。ジェロさんに演歌を教えてくれたのは、おばあちゃんですか?
ジェロ様
はい。祖母や母が、演歌が大好きで、僕にとっては子供の頃からずっと、演歌が身近にありました。5歳から唄っているんですよ。
岩本
5歳からですか!すごいですね。
ジェロ様
よく皆さんに驚かれます(笑)。
古き良き日本の心を演歌を通して伝えていきたい。
岩本
歌声だけを聴いていると、日本人そのものですよね。
ジェロ様
ありがとうございます。実は、古き良き日本の心を伝えていきたくて演歌歌手になったので、そう言っていただけるとすごく嬉しいです。
岩本
ジェロさんの歌声から、その想いが伝わってきます。優しく穏やかな中にも、力強さがあって、聴くたびに心に響き渡ります。
ジェロ様
ありがとうございます。演歌って、今の若い人達には「古くさい」っていうイメージがあると思うんですけど、僕はこの演歌を通して、人と人との絆だったり、愛情だったり、人生だったり、色んな事を学べるとおばあちゃんから教わってきて、今の自分があります。だから、おばあちゃんにその恩返しをするためにも、今度は僕が色々な人に演歌を伝えていきたいんです。
岩本
素敵な生き方ですね。昔の人から学ぶものってすごく偉大で、私もおばあちゃんから、生き方や人との付き合い、知恵をいただいたおかげで、前向きに明るく生きることができています。
ジェロ様
僕と一緒ですね。演歌を聴いていると、不思議とおばあちゃんと一緒にいるようで、聴くたびに心が温かく、穏やかな気持ちになるんです。人と人との関わりが、薄くなりがちな今の時代に、一番大切な「心」が詰まっている気がして、一人でもたくさんの人に、その魅力を伝えていきたいです。
岩本
すばらしいですね。私も演歌は大好きですよ。こぶしを利かせたり、歌声に山あり谷ありがあって、言葉ひとつひとつに想いをのせて表現するところなど、演歌から学ばせてもらっています。従業員たちにも演歌を聴くことを勧めているんですよ。
ジェロ様
嬉しいですね。僕の歌もたくさん聴いてくださいね(笑)。
岩本
もちろんです。

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